前へ
次へ

借金のある親から相続を受ける時の生命保険金

生活をするにはいろいろな事情を抱えるものでしょう。
自分のお金で生活ができれば問題ありませんが、できなければ他からお金を受けないといけないときもあります。
他からお金を受ける方法としては借金があります。
借金をして何とか生活をしていたが、返済しないまま亡くなることもあります。
親が借金をして他界したとき、法定相続人が資産の相続を受ければ借金も相続しないといけなくなります。
資産と借金を計算して、借金が上回るのであれば相続の放棄を検討した方がいいかもしれません。
また限定承認をすればマイナスの資産を引き継がずに済みます。
限定承認は法定相続人全員で行う必要があります。
では借金がある親が加入していた生命保険の保険金の取り扱いはどうなるかです。
相続の放棄をすると保険金も受け取れなくなりそうですが、法定相続人が受取人ならその人の固有資産になります。
ですから放棄をしたとしても受け取ることができます。
この時保険金が一定額以上あるときは相続税の支払いが必要になります。

Page Top