前へ
次へ

未成年者が行った契約を取り消せるか

成人が何歳になるかは各国によって異なります。
20歳の国が多いようですが、18歳やそれ以外の年齢に設定されているところもあります。
成人に関する権利も様々で、成人だから同じ権利があるわけではありません。
海外旅行などに行ったときは、基本的にはその国の決まりに従う必要があります。
日本において、未成年の子が勝手に契約をしたときに親はそれを取り消すことができるかです。
法律上は取り消すことが可能です。
そもそも未成年の子との契約をすることができません。
サービスの提供や商品の購入をしようとしたとき、業者側が未成年であるかの確認や、親権者の承諾書などを受けておく必要があります。
親権者の同意や確認を得ずに契約を行ったとすれば、それを提供した側に問題があると言えるでしょう。
ですから契約はなかったものとみなされ、商品やサービスの返還をして代金の返金も受けることができます。
既に一部のサービスを受けていたり、商品の価値が減っていたとしても返金を求めることができます。

Page Top